【要注意】KPIを達成するには〇〇が重要です
WEBサイトのリニューアルを検討しているとき「どの制作会社へ依頼すればいいのだろう?」「自社で内製化した方がいいのではないか?」と悩まれるかもしれません。
結論、WEBサイトからの売り上げ拡大が目的のリニューアルならば、内製化または、事業を理解してくれる制作会社への依頼が最適です。
今回は、売り上げを上げるためのリニューアルのときに、結果を出せる制作会社を見極める方法を解説します。
この記事のポイント
- WEBサイトをリニューアルする主な目的3つ
- KPI重視型のWEBサイトリニューアルは「内製化」か「事業理解のある会社への依頼」を推奨
- WEBサイトのリニューアルで成果が出やすい依頼先は3つ
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WEBサイトをリニューアルする主な目的3つ

WEBサイトをリニューアルする際、目的は3つに分かれることが多いです。前提として目的をおさらいします。
①ブランディング型
1つ目は、「ブランディング型」です。
これは、「ブランディングの価値向上」を目指して、他の施策と合わせてリニューアルもおこないます。
ブランドの定義そのものから見直してリブランディングするため、ブランディング会社がメインで動きます。そのなかで、WEB制作会社は下請けとして、仕様書にあわせてサイトのデザイン変更をおこなうイメージです。
このリニューアルは、本記事の主題とは異なるリニューアルとなります。
②KPI重視型
2つ目は、「KPI重視型」です。
これは、WEBサイトを通じた集客、売り上げの向上を目指しているサイトが、売り上げに直結したり、間接的でも売り上げにつなげたりするための、リニューアルです。
本記事では、このリニューアルが主題となります。
③その他
3つ目は、「その他」です。
さまざまなパターンがありますが、例をあげると以下のとおりです。
- 社長が「競合と比べてダサくなってきたからリニューアルしたい」と言い出した
- 会社の上層部とWEB制作会社の上層部とのつながりからリニューアルすることになった等の政治的な理由
- CMSだけ変更したい
その他にはさまざまばパターンがありますが、こちらも今回の主題ではありません。
KPI重視型のWEBサイトリニューアルは「内製化」か「事業理解のある会社への依頼」を推奨

KPI重視型のリニューアルの場合、「商品理解」が非常に重要です。
WEB制作会社が、どこまで商品理解をしているのかが要となります。特に制作会社側が次の場合、注意が必要です。
- テキストは用意はしない
- コンテンツの企画はしない
テキスト、コンテンツを設計しないということは、サイトのデザイン(見栄え)変更のみ担当してもらうイメージです。サイトの見栄えも大切ですが、売り上げに直結させたい場合は、デザインよりも「テキストとコンテンツの設計」が重要となります。
ビジネスインパクトには、中身のリニューアルが必要なのです。
これを踏まえると貴社の商材や事業をしっかり理解したうえで設計してくれる会社への発注が求められます。
WEBサイトのリニューアルで成果が出やすい依頼先は3つ

KPIを重視したリニューアルのとき、成果を出せる制作会社へ依頼する方法は、3つあります。
- インハウスでリニューアルする
- 制作フローに事業理解フェーズが入っている
- 長年の付き合いがあるため事業理解が進んでいる
①インハウスでリニューアルする
インハウスの場合は、自社の制作担当が設計します。
社内の人間となるため、事業理解だけでなくターゲットの理解も進んでいます。「自社製品のターゲットは、こういう人だからこういう訴求が刺さる」という、ユーザーの把握やニーズの理解が進んでいるのが強みです。
ターゲットに即したコンテンツの設計や、テキストの表現ができるため、効果が出やすくKPIを達成しやすいです。
ただし、インハウスだと「設計はできるものの、デザインを担当できる人材がいない」という場合もあります。この場合は、デザインのみデザイナーに発注するのが良いでしょう。
②制作フローに事業理解フェーズが入っている
制作フローに事業理解フェーズが入っている会社ならば、売り上げ拡大につながる設計が可能です。こういった会社かどうかを見極めるには、2つの方法があります。
- コンテンツ企画からできるのかストレートに聞く
- コンペの場合にはコンテンツ企画を予件に入れる
また、その後制作のフローのなかに、事業理解をするフェーズが組み込まれているか確認しましょう。ほかにもコンテンツの設計に工数をかけているかも確認してください。
具体的には、下記の手順で設計しているような制作会社ならば安心です。

①どんな人がターゲットか
②ターゲットはどんなニーズを持っているか
③貴社の強みはどんな訴求が適しているか
④どんな見せ方、表現方法が良いか
上記を明確にしながら取り組む会社への依頼しましょう。ほかにも、KPIツリーを作成しているかどうかも見極めのポイントとなります。
付随事項として、KPIを達成するにはユーザーの流入がまず重要となるため、SEOも徹底して対応してくれるかも確認しましょう。
③長年の付き合いがあるため事業理解が進んでいる
長年依頼しているため、事業理解が深まっている制作会社の場合も安心できます。
場合によっては、制作会社の担当者が長年同じ方かもしれません。その場合、クライアントの担当者よりも、クライアントの情報に詳しいことがあります。
クライアントが「これってどうでしたっけ?」と制作会社の担当者に確認する場面があるような関係性であれば、なおさら安心です。
まとめ
売り上げの向上を目指すためのリニューアルでは、内製化もしくは事業理解のある会社へ依頼することが大切です。
事業理解のある会社を見極めるためには、「事業理解フェーズが含まれているか?」「KPIツリーを作成しているか?」などを確認してみてください。もちろん長年付き合いがあり、すでに事業理解の進んでいる会社への依頼もおすすめです。
本記事を参考に適切な制作会社へ依頼しましょう。
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この記事を書いた人

代表取締役 荒川 大史
経歴
Webマーケティング歴20年。
インターネット専門の広告代理店にて、営業、マーケティング、コンサルタントとして従事。
SEO部署の立ち上げに関わるなど、検索エンジンマーケティングを中心にマーケティングを支援。
WEB広告からマーケティングの戦略立案から、WEB制作まで幅広くWEBの集客のお困りごとなら何でもご相談可能。
一環したネットマーケティング支援を軸として、⾦融、美容、医療、コンサルティング会社などのお客様を幅広い実績あり。
Googleアナリティクスなどによるアクセス分析コンサルティングなども手掛ける。
上級ウェブ解析⼠。
一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会、ブランドマネージャー、薬機法取得者。
ちなみに、SEOが趣味(笑)

